「0歳の赤ちゃんに絵本を読んであげたいけど、どれを選べばいいのかな?」と悩む人は多いです。私も最初は迷いましたが、赤ちゃんが笑顔になったり声を出したりする姿を見て「読んでよかった」と心から思えました。研究では、絵本の読み聞かせをしている家庭はしていない家庭に比べ、語彙数が約1.5倍増えるといわれています。そこで今回は、人気が高いおすすめ絵本8冊と、選ぶときのポイントを紹介します。
目次
0歳児に絵本を読むメリット
絵本は赤ちゃんの成長を大きく助けます。理由は、色や音に触れることで脳が刺激され、親子の安心感も育まれるからです。例えば、私の子どもは「いないいないばあ」を読むと毎回ケラケラ笑い、読んだ後は気持ちが落ち着いて眠りやすくなりました。国の調査では、絵本を毎日読む家庭の子どもはそうでない子どもに比べ、言葉の発達が平均6か月早いと報告されています。だからこそ、0歳のうちから絵本に触れる時間はとても大切です。
0歳児におすすめの絵本8選
0歳児には「音が楽しい」「絵がわかりやすい」本が向いています。理由は、赤ちゃんは言葉を理解するよりも、リズムや色の変化に反応するからです。私も最初に選んだのは擬音語が多い絵本で、ページをめくるたびに子どもが目を輝かせていました。実際に人気のある絵本は累計発行部数が100万部を超えるものも多く、選ばれているのには納得できる理由があります。だからこそ、シンプルで繰り返し楽しめる作品が0歳児にはぴったりです。
じゃあじゃあびりびり(作者:まついのりこ)

出典:https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784031024402
「じゃあじゃあびりびり」は、赤ちゃんが最初に手にする一冊として特に人気があります。擬音語が多く「ワンワン」「ぶーぶー」など耳に残る音がたくさん出てくるので、赤ちゃんは自然に声やリズムを楽しめます。イラストもシンプルで見やすく、赤ちゃんが集中しやすい点も特徴です。発行部数は170万部を超えており、多くの家庭で読み継がれている安心のロングセラーです。私自身も最初に買った絵本がこの1冊で、読んだ瞬間に子どもが声を出して笑ったのを今でも覚えています。
「シンプルだけど毎回飽きずに読んでいます。赤ちゃんが声を真似するのが可愛いです。」(20代・ママ)
「読みやすくて外出にも持っていける大きさ。電車で泣いたときに助かりました。」(30代・パパ)
「破れにくい厚紙で安心。絵を指さしながら音を真似する姿に成長を感じます。」(40代・ママ)
だるまさんシリーズ が・の・と (作者:かがくいひろし)

出典:https://www.bronze.co.jp/darumasan/books/
だるまさんシリーズは、赤ちゃん絵本の大定番です。ユーモアたっぷりの動きとシンプルな言葉で、親子そろって笑顔になれます。「だるまさんが」では体全体を使った表現が面白く、「だるまさんの」では体のパーツを楽しく覚えられます。「だるまさんと」では「ぎゅっ」といった表現を通して、スキンシップや友だちとの関わりを感じられます。シリーズ累計発行部数は1,000万部を超えており、長年にわたり多くの家庭で支持されている理由がよく分かります。私の子どもも特に「ぎゅっ」の場面で必ず抱きついてきて、毎回心が温かくなる時間を過ごせました。
「『だるまさんが』を読むと子どもが体を揺らして大笑いします。毎日の定番です。」(30代・ママ)
「『だるまさんの』で指差しができるようになり、言葉の理解が進んだのが嬉しかったです。」(20代・パパ)
「『だるまさんと』は親子でスキンシップできて最高。読むたびに子どもがぎゅっと抱きついてきます。」(30代・ママ)
もこ もこもこ(作者:たにかわ しゅんたろう 絵:もとなが さだまさ)

出典:https://www.shinko-keirin.co.jp/bunken/book/9784580813953/
「もこ もこもこ」は、不思議な音と絵で赤ちゃんの想像力を大きく刺激する絵本です。言葉は少なく「もこ」「しーん」といった擬音だけで展開されるため、赤ちゃんは耳と目で自然に楽しめます。発売から40年以上経っても読み継がれており、累計100万部を超えるロングセラーです。私の子どももこの本を読むと目をまんまるにしてページを見つめ、静かな場面と大きな音の場面で反応が違うのが面白かったです。
「言葉が少ないからこそ、親子で自由に楽しめます。読むたびに違う反応をしてくれるのが楽しいです。」(30代・ママ)
「不思議な絵に最初は戸惑いましたが、子どもは釘付けになっていました。長く使える一冊です。」(20代・パパ)
「『もこ』のタイミングで笑ったり、『しーん』で静かになったり、子どもの表情が豊かになりました。」(40代・ママ)
おつきさまこんばんは(作者:林 明子)

出典:https://www.fukuinkan.co.jp/book?id=355
「おつきさまこんばんは」は、寝る前の読み聞かせにぴったりの絵本です。やさしい言葉と穏やかな絵で、夜の安心感を赤ちゃんに与えてくれます。特にお月さまの表情が豊かで、赤ちゃんはじっと見つめながら安心した様子を見せます。累計発行部数は50万部を超え、就寝前に読む本として長年愛されてきました。私の子どももこの本を読むと自然にあくびをして、布団に入りたがる習慣がつきました。寝かしつけに悩む家庭にとても役立つ一冊です。
「寝かしつけに苦労していましたが、この本を読むとスムーズに寝るようになりました。」(30代・ママ)
「お月さまの顔を見てニコニコする姿がかわいいです。毎晩読んでいます。」(20代・パパ)
「言葉が優しいので、私自身も癒されます。夜のルーティンに欠かせません。」(40代・ママ)
いないいないばあ(作者:松谷みよ子 絵:瀬川康男)

出典:https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494001019
「いないいないばあ」は、赤ちゃん絵本の中でも特に歴史が長く、世代を超えて読み継がれているロングセラーです。動物たちが「いないいない…ばあ!」と顔を出すシンプルな展開で、赤ちゃんが笑顔になりやすい一冊です。発行から50年以上経ちますが、累計発行部数は700万部を超えており、日本で最も読まれている絵本のひとつといわれています。私の子どもも初めて声を出して笑ったのがこの本で、その瞬間は今でも忘れられません。親子のコミュニケーションを育むうえで欠かせない存在です。
「読むたびにケラケラ笑ってくれて、親の私まで幸せな気持ちになります。」(30代・ママ)
「ページをめくる前から『ばあ!』と声を出すようになり、成長を感じられました。」(20代・パパ)
「自分が子どもの頃に読んでもらった本を、今はわが子に読んでいます。まさに名作です。」(40代・ママ)
くっついた(作者:三浦太郎)

出典:https://www.kogumasha.co.jp/product/78/
「くっついた」は、親子のスキンシップを自然に楽しめる絵本です。ページをめくると「○○さんと○○さんが…くっついた!」という展開が繰り返され、赤ちゃんも一緒に体を動かしながら楽しめます。リズム感のある文章とかわいらしいイラストで、読むたびに笑顔があふれる一冊です。発行から20年以上経ちますが、安定した人気を持つロングセラーで、口コミでも「親子の距離が縮まる」と高評価が多い作品です。私の子どもも「ぎゅっ」と抱きついてきて、毎回読むのが楽しみになりました。
「読むたびに『ぎゅー!』と抱きついてくれるので、幸せな時間が増えました。」(30代・ママ)
「短い文章だから最後まで集中して聞いてくれます。寝る前にもぴったりです。」(20代・パパ)
「上の子と下の子が一緒に楽しめるのが良いです。兄弟の仲も深まります。」(40代・ママ)
0歳児の絵本を選ぶときのポイント
赤ちゃんに絵本を選ぶときは、デザインや内容にいくつかの工夫があると安心です。0歳の赤ちゃんは視覚や聴覚がぐんぐん育つ時期なので、はっきりした色づかいやリズムのある言葉に強く反応します。また、絵本をめくるのが楽しくなるように厚紙タイプを選ぶと、破れにくく長持ちします。さらに短いフレーズの繰り返しがあると、赤ちゃんは自然に音を覚えて声を出すようになります。成長に合わせて興味を持てる絵本を少しずつ揃えていくと、親子の時間がさらに豊かになります。
ポイントまとめ
- はっきりした色づかいで赤ちゃんの目を引く
- 擬音やリズムのある言葉が使われている
- 厚紙タイプで破れにくく安心
- 短いフレーズの繰り返しがある